Lattice



京都の老舗漆器店を改修しました。伝統的な趣を残しながら、新しい漆器文化を発信するギャラリーを併設することが求められました。

改修する部分を建具と家具のみにとどめ、柱や床に刻み込まれた長い歴史との共存を図りました。白木の造作は年月を経るに従って、新しい歴史を重ね合わせて、既存の調度類に溶け込んでいく事でしょう。

こうして新旧の意匠が融合することで、そこを訪れる人々の出会いを促したいと考えました。 馴染み深い常連や職人と、若い世代の作家や新しい客が繫がる場になることを期待しています。


(Photography : aaat)
In collaboration with : pivoto (Furniture)
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